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いま必要な、マイク・プリアンプとは?

常に進化を続ける、レコーディング・システム。それでも、音の入口で発生した問題は、簡単には補正できません。

アタックがゆるく、弦楽器を弾いた瞬間、打楽器を叩いた瞬間のインパルスが失われる。楽器演奏時に感じられる倍音が消えて、狭いボックスに閉じ込められた音になる。ビンテージ・テイストは良いのだが、トラックを重ねていくと、特定の帯域が飽和していくように感じる。すこしゲインを上げただけで、ノイズが目立ち始める。

私たちがマイク・プリアンプを開発するときに目標としたのは、そんな問題を解決することでした。

他に類を見ないほど早いアタックを実現しています。30年前のディスクリートのマイクプリアンプに比べると、50倍以上高速なトランジェント特性を実現しています。(中略)周波数特性が広くても、アタックの遅い機材の音は総じて、奇麗だけどガツンと来ない音という印象を持っています。そんな高速な性能を実現するため、メインのオペアンプには一般的に流通していないものを採用してあります。 現在発売中のPROSOUND誌 2010年12月号に、5ページに渡るインタビュー記事が掲載されています。

すべては透明な音と、高いトランジェント特性のために。

楽器奏者が身体的感覚としてとらえている楽器音と、録音される音の乖離を極力無くすこと。録音前、録音後の音の間に感じる差異を、できる限り小さくすること。ミックス、マスタリング時に、録音された各楽器、声が全体に埋もれない音像を実現すること。EQなどの処理をした時に、反応を実感できる倍音までフラットに伸びる周波数特性を確保すること。そんな仕様を実現するため、妥協のない設計思想を貫き通しました。

極限まで絞られた構成部品。チップ抵抗とは比べものにならないほど高価な帰還抵抗の採用など、慎重に選ばれた部品。腐食劣化を抑えると同時に、伝送効率を高める単線のメッキ線。メイン電源、ファンタム、リレー、LED駆動、デジタル回路、全て独立したトロイダル・トランスを使い、整流コンデンサも100mAに対し1000μの容量でオリジナル設計された、外部電源。その一つ一つが、音の立ち上がりを逃さず、余韻を濁らせず、ピアニッシモからフォルテッシモまで演奏者のダイナミクス表現をそのまま捉える高速なトランジェント特性や、超低域から倍音まで透明に伝える周波数特性に結びついています。

Sym⋅Proceed SP-MP4を手に入れたら、まずは他のマイクプリアンプではなく、生の音と聴き比べてみてください。その差の少なさに、驚かされることでしょう。あとは、鳴りの良い楽器、空間を選んで、録音するだけです。演奏家の感じているサウンドが、そのまま記録されることの素晴らしさを、ぜひご体験ください。


ラインナップ

ラインナップ 価格(税込)
SP-MP4
4チャンネル・マイク・プリアンプ

(2011年8月12日発売)
税込市場予想価格¥554,400

SP-MP4D
4チャンネル・マイク・プリアンプ + ADオプション

オープンプライス(後日発売)