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いま必要な、マイク・プリアンプとは ?

アタックがゆるく、弦楽器を弾いた瞬間、打楽器を叩いた瞬間のインパルスが失われる。楽器演奏時に感じられる倍音が消えて、 狭いボックスに閉じ込められた音になる。ビンテージ・テイストは良いのだが、トラックを重ねていくと、特定の帯域が飽和していくように感じる。 すこしゲインを上げただけで、ノイズが目立ち始める。

私たちがマイク・プリアンプを開発するときに目標としたのは、そんな問題を解決することでした。

すべては透明な音と、高いトランジェント特性のために。

楽器奏者が身体的感覚としてとらえている楽器音と、録音される音の乖離を極力無くすこと。録音前、録音後の音の間に感じる差異を、できる限り小さくすること。ミックス、マスタリング時に、録音された各楽器、声が全体に埋もれない音像を実現すること。EQ などの処理をした時に、反応を実感できる倍音までフラットに伸びる周波数特性を確保すること。そんな仕様を実現するため、妥協のない設計思想を貫き通しました。

国内有数の製造工場とのコラボレーションにより、ビルド・クオリティそして音質が更なる進化を遂げました。極限まで絞られた構成部品。慎重に選ばれた部品。腐食劣化を抑えると同時に、伝送効率を高める単線のメッキ線。内蔵メイン電源には厳選したトランスを搭載し、比類なき音質を実現。その一つ一つが、音の立ち上がりを逃さず、余韻を濁らせず、ピアニッシモからフォルテッ シモまで演奏者のダイナミクス表現をそのまま捉える高速なトランジェント特性や、超低域から倍音まで透明に伝える周波数特性に結びついています。

Sym⋅Proceed SP-MP2 を手に入れたら、まずは他のマイクプリアンプではなく、生の音と聴き比べてみてください。その差の少なさに、驚かされることでしょう。あとは、鳴りの良い楽器、空間を選んで、録音するだけです。演奏家の感じているサウンドが、そのまま記録されることの素晴らしさを、ぜひご体験ください。

単線のメッキ・テフロン線を採用

通常使用されるヨリ線ではなく、単線のメッキ・テフロン線を採用。信号の伝達効率に優れているため、音の立ち上がりの速さに貢献しています。メッキ線では経年による腐食劣化が最小限に抑えられるため、長い年月、同じクオリティで使っていただけます。

66dBゲイン

66dBもの高ゲインが得られるため幅広いタイプのマイクに対応。しかも、原音を忠実に増幅するため、原音に忠実なマイクでは正確に音を再現、真空管マイク、リボン・マイクのキャラクターも忠実に音に表現されます。

音を変質させないための結論

一般的なバランスイン/アウトのプリアンプ回路に比べ、1/3以下にまで絞り込んだ部品点数。チップ抵抗に比べ割高な帰還抵抗を採用するなど、厳選された部品。すべてが、音を変質させないための結論です。

3dBステップ・ゲイン・セレクター&-1dB/-2dBゲイン・アッテネーター

音質劣化の原因となる可変抵抗器ではなく固定抵抗にてゲインを選択。更に-1dB/-2dBアッテネーターによりファイン・チューニングが可能。ロスを極限まで抑えたピュアなゲインが得られます。

•48Vファントム電源搭載
•ローカット・フィルター搭載(40Hz、-6dB/oct)
•-20dBPad搭載
•極性反転スイッチ搭載


音質重視の内蔵電源

本体に内蔵される電源セクションには音質、耐久性を重視し、厳選したトランスを搭載。クオリティの高い電源が比類なき音質を生み出します。


Comment



Review

Marc Urselli
(グラミー受賞 レコーディング・エンジニア)

極めてトランスパレントなサウンド。色付けを排除したサウンドのプリアンプを使用したい時、入力した音をそのままのサウンドを求める時、そう、マイクが拾った本当の音を聞きたいとき。その時のためにあるプリアンプだ。
Marc Urselliが自身のホーム・グランドとするEASTSIDE SOUND STUDIO(New York)にて収録したハイレゾ(24bit /192kHz)音源をこちらからご視聴可能です。

Jim Anderson
(グラミー受賞 レコーディング・エンジニア・プロデューサー)

SP-MP2の第一印象は非常に良かった。サウンドはクリーン、クリアでトランスパレント。それでいて程よくパンチがある。ファースト・クラス・マイク・プリアンプに加わった新星だ。

伊藤圭一 氏(Kim Studio)

「“音が良い”という言葉の意味をあらためて考えさせられる機会となった。」
レビュー記事はこちら


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Spec

                       
基本仕様
本体接続端子2 XLR Mic Input with +48V Phantom
2 Line Output
AC Input
本体コントロールPhase Reverse On/Off
+48V On/Off
-20 dB Pad On/Off
Lo CUt On/Off (50Hz、-6dB/oct)
Gain(0dB ~ 66dB、3dBステップ)
Gain Attenuator(-1dB/-2dB)
内部電源仕様内蔵電源 AC100-120V INPUT or AC220-240v INPUT (factory configured )
消費電力最大25W
サイズ本体:482.6 (w) x 44(h) x 300( +前面ノブ高 15)(d) mm
                       
特性
Maximum Gain66dB (3dB per step, 23 steps)
Frequency Responsesub 1 Hz to beyond 300 kHz (+0.1 / -0.1dB )
THD+N < .0008%, Typ 3 dB Gain, DC block Hz - 22 kHz bandwidth, +4 dBu In
Intermodulation Distortion < .001%, Typ (50 Hz & 7 kHz) 3 dB Gain, +4 dBu In
Phase Response < 2 degrees deviation 12 dB Gain, 10 Hz - 200 kHz bandwidth, +4 dBu In
Slew Rate > 160 Volts per microsecond 12 dB Gain, +4 dBu In
EIN -120dBu Rs : 150 ohms, 42dB gain, 22kHz bandwidth, A-weighted
Maximum I/O LevelBalanced : +24dBu
UnBalanced : +18dBu
Input Impedance4.4MΩ
150kΩ : When +48V ON
Output Impedance < 150 ohms ±7.5V Minimum Output Swing with 120mA

ラインナップ

ラインナップ 価格(税込)
SP-MP2
2チャンネル・マイク・プリアンプ

価格:¥300,000(本体価格:¥277,778)

* 製品の改善のため予告なく仕樣、外観が変更になることがあります。