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SP-DI500

SP-MPシリーズの透明度とフレキシビリティ
比類無きトランジェントサウンドを楽器にも

SP-DI500
Direct Box
SCROLL

際立つ解像度が露わにする楽器本来のトーンとプレイヤーの表現。

  • 周波数特性

    緑:Hot 赤:Cold
    1Hzから4MHzを超える周波数まで、レベル、周波数特性に認識可能な誤差がありません。

  • スルーレート

    0Vから正負対称。立ち上がりのスピード、電圧値(出力レベル)に誤差がありません。

  • 現代にこそ必要とされる進化したDI & プリアンプ

    高解像度化が進んだ現代のレコーディング環境に必要な幅広い帯域と素速いレスポンスを実現した楽器用DI & プリアンプです。

    従来のDIでベースに生じる「ピッチが不明瞭」などの音質面での問題はDI、プリアンプの周波数帯域とレスポンスのパフォーマンス不足によるもの。より音量が大きい低域ではこれは顕著となり、ベース、中でもローB、更に低いG♭までを出す多弦ベースやシンセベースでの課題となっています

  • 表現をクリアに捉えるレコーディング

    SP-DI500 は極めて幅広い周波数特性とナノ秒単位の素速いレスポンスによる原音への忠実性に優れ、トップ・エンジニア、クリエイターから高評価を受けているマイク・プリアンプSP-MPシリーズの技術を踏襲。素早いレスポンスとローB(30.87Hz)、G♭(23.12Hz) はもちろん、Bösendorfer Model 290 Imperialなどの88鍵ピアノの更に1オクターブ下の最低音(16.35Hz)までをカバーする周波数特性により、クリアで安定したピッチ、タイトな低域が得られます。高域も楽器の音域をはるかに超える4MHZまでフラットなレスポンス。サンプリング・レートが784kHzであっても忠実にAD変換可能。今までは気付くことがなかった弦の響きまでを再生。楽器の本来の音色とプレイヤーの演奏から生まれるトーン、ニュアンスまでの表現を余すことなくレコーディング可能です。

  • 極めて幅広い帯域でフラットな周波数特性を実現

    独自デザインにより一般的なDI回路に比べ、1/3以下にまで絞り込んだ部品点数。チップ抵抗に比べ割高な帰還抵抗を採用するなど、厳選された部品により1Hz 以下- 300kHz以上までフラット。多弦ベース、シンセベースの真のトーンを引き出します。

  • 3段階 インプット・インピーダンス・セレクター
    (2M, 100k, 10k)

    パッシブ・ピックアップ搭載のビンテージ・ベースから高出力シンセサイザー、シンセベースまで使用楽器にあわせて入力インピーダンスを選択可能。インピーダンスの選択にて積極的なサウンド・メイキングも可能です。

  • ハイ・カット・フィルター搭載: OFF, 2kHz - 24kHz
    (バランス出力)

    弦ノイズなど高域に現れるノイズを抑制するハイカット。フィルターを搭載。カットオフ週蓮も2kHz- 24kHzにてコントロール可能。カットする帯域を最適化可能です。

  • 3dBステップ・ゲイン・セレクター

    音質劣化の原因となる可変抵抗器ではなく固定抵抗にてゲインを選択。ロスを極限まで抑えたピュアなゲインが得られます。

FEATURES
  • 最大ゲイン:33dB (バランス出力)
  • 3段階 インプット・インピーダンス・セレクター: 2M, 100k, 10k
  • 3dBステップ・ゲイン・セレクター
  • 超低域までフラットなため多弦ベース、シンセベースに最適
  • ハイ・カット・フィルター搭載: OFF, 2kHz - 24kHz (バランス出力)
  • 楽器用アンプ用アンバランス出力 (ゲイン:0dB, +6dB, +12dB)
  • フロントパネル楽器用入力 (優先)
  • バランス出力のホット、コールドに認識可能な誤差なし
  • ベース、シンセベース、キーボード、ギターのライン録音に最適
SPEC
特性
Minimum Gain (Balanced) 0dB 3dB per step, 12 steps
Maximum Gain (Balanced) 33dB 3dB per step, 12 steps
Minimum Gain (Unbalanced) 0dB 6dB per step, 3 steps
Frequency Response 0.1 / -0.1dB sub 1 Hz to beyond 300 kHz
Total Harmonic Distortion + Noise < .0006%, Typ 12 dB Gain, DC block Hz - 22 kHz bandwidth, +4 dBu In
Intermodulation Distortion < .0007%, Typ (50 Hz & 7 kHz) 12 dB Gain, +4 dBu In
Phase Response < 6 degrees deviation 12 dB Gain, 1 Hz - 100 kHz bandwidth, +4 dBu In
Slew Rate > 160 Volts per microsecond 0 dB Gain, +18 dBu Out
Maximum Input Level +18 dBu no attenuator pads required
Maximum Output Level (Balanced) +24 dBu
Maximum Output Level (Unbalanced)
Output Impedance < 150 ohms ±7.5V Minimum Output Swing with 120mA

本製品の使用には500シリーズ・シャシーが必要です。
製品の改善のため予告なく仕様が変更になることがあります。

Made in Japan

ACCESORY
  • SP-BP500: 500シリーズ用1スペース・ブランクパネル(別売)

    500シリーズ専用の1スロットサイズのブランクパネル。
    加工精度0.003mmを持つ入曽精密によるアルミ削り出し。
    SP-MP500同様の7mm厚のパネルのコーナーに施された切り込みが空きスペースをソリッドに演出します。

LINE-UP
製品ラインナップ 製品ラインナップ
SP-DI500 : Direct Box ¥127,600(税別価格 116,000円)
SP-BP500 ¥20,900(税別価格 19,000円)

視聴、ご予約の申し込みは、各ディーラーへお問い合わせください。

*製品の改善のため予告なく仕樣・外観が変更になることがあります

SP-MP SERIES USER STORIES

Marc Urselli

(グラミー受賞 レコーディング・エンジニア)

極めてトランスパレントなサウンド。色付けを排除したサウンドのプリアンプを使用したい時、入力した音をそのままのサウンドを求める時、そう、マイクが拾った本当の音を聞きたいとき。その時のためにあるプリアンプだ。

Jim Anderson

(グラミー受賞 レコーディング・エンジニア・プロデューサー)

第一印象は非常に良かった。サウンドはクリーン、クリアでトランスパレント。それでいて程よくパンチがある。ファースト・クラス・マイク・プリアンプに加わった新星だ。

沢口 真生

音楽プロデューサー・エンジニア

反応も良く、非常にクリーンで素直な音。マイクの特性も良くでています。ゲインを上げたときの方がより良い音がするので、高いゲインが必要なリボンマイクなどに良いだろうね。音についての満足度?92点。満点に近いですね。

飛澤 正人

エンジニア・サウンドプロデューサー・コンポーザー・アレンジャー

「洗練された外観がすべてを物語る!」
SP-MP4はハイテクかつピュアなサウンドが持ち味だ。マイクプリアンプに私が求めるもの。それは原音に忠実でマイクや楽器のパフォーマンスを最大限、引き出してくれるということだ。

伊藤 圭一 (Kim Studio)

音楽プロデューサー・エンジニア

高次の倍音まで、位相が整っているため、濁りが無く生々しい印象です。しかも、アタックの立ち上がりやトランジェントが素晴らしいです。クリアーで、スピード感があり、音の純度が高く、生々しくて、近い感じがします。

吉田 保

エンジニア

f特とか、すごくいい。透明感があり、実際に録音してみたんですが、EQを使わなくてもしっかりした音になってくれていた。広いダイナミクスレンジによって、細かいニュアンスが拾いやすいし、小さな音も輪郭が崩れない。

*一部SP-MP2/SP-MP4発売時のコメントを含みます